クラウドサービスの利用によって、自動制御システムを活用できる

省エネによる利益

自動制御とは主に施設管理用語として、何らかの設備による運転状況を正常かつ一定状態に保つ事を目的とした機能を指しています。
具体的には空調を司る機器やボイラー・冷凍庫などといった、温度や湿度を制御するシステムをコントロールする時に、この自動制御システムを扱う事が多いと言われています。
これらの設備は、出来る限り不測の事態が起きない様に、また一定の状況が続く様にする事が求められます。
それによって、工場生産や在庫管理、あるいは工員業務などにおいて、環境の変動による品質変化を防いだり、作業能率を維持したりする事が可能となるためです。
こうした自動制御システムには、目的とする制御を実行する機能の他、実行結果を目標値と比較して、次の制御における参考とするフィードバック機能も備えたモノが増えているとされます。

自動制御システムを導入すると、いくつかの点でメリットが挙げられます。まず第1に、手動による手間や人件費が削減できる点です。
自動制御であれば当然、従来は不可欠だった人員を少なくする事が可能なため、手間と費用を抑える事ができます。また、人間でありがちなミスやエラーを防ぐ効果も期待されます。
次にエネルギー効率の向上です。常に一定の環境を維持する事が目的となるため、過剰なエネルギー利用を防ぐ事にもつながります。
こうした利点が挙げられる自動制御システムですが、工夫が必要な点もいくつか挙げられています。その主なモノとして、感知と制御実行とのタイムラグによる対処の遅れがあります。
手動による目視であれば、変化が起きた時に周辺環境を見渡し、変化の原因へ対処する事が可能です。一方、自動制御の場合、制御対象の異変に対処する事は出来ても、その原因への制御機能は持っていないケースも挙げられます。
こうしたケースを想定して、複数の自動制御システムを制御対象ごとに組み合わせたり、異変の原因となり得る周辺環境を事前に無くすなどの工夫が必要と言われています。